日進月歩な仮想化日記

~日々進化する仮想化業界のトレンド発信基地を目指して~

コンテナと仮想マシンの違い

昨今、コンテナ技術が注目され導入する企業が増えてきています。

また今後についてもコンテナを導入する企業は増加していく傾向にあるとも分析されていますが、今回はコンテナと仮想マシンにどのような違いがあるのかということを書いていきたいと思います。

 

仮想マシンとコンテナの違い

この2つがどう違うのかというと、一番の違いは分離レイヤが違うという点が挙げられます。

仮想マシンはハイパーバイザー上にOSがインストールされたマシンが構築され、それぞれがHWを共有する形になるのに対して、コンテナはOSにインストールされたDockerなどのコンテナ管理ソフトの上に構築されるため、それぞれがOSを共有するという形になります。

f:id:ko-taiki:20191226162019p:plain

 

このような違いがある両者ですが、コンテナはOSを共有するという特性上、オンプレミスや仮想マシンの環境とは違ったセキュリティや運用の考え方をしなくてはなりません。

次回はそのあたりを説明したいと思います。