日進月歩な仮想化日記

~日々進化する仮想化業界のトレンド発信基地を目指して~

VMware+Kubernetes = VMware Enterprise PKS

今年VMwareKubernetesをサポートすることが正式発表されましたが、Kubernetes環境をサポートするVMwareのソリューションとしてVMware Enterprise PKSという製品が提供されています。

 

VMware Enterprise PKSとは

Enterprise PKSは、VMware、Pivotal、GoogleCloudが共同開発し、エンタープライズレベルのコンテナ環境を管理、運用するためのソリューションです。

大きな特徴としてはCloud Foundryで利用されているBOSHを搭載しており、BOSHによってKubernetesクラスタの導入を簡素化できるだけでなく、ヘルスチェック等を行い自己修復を行ってくれるなど、環境を管理しやすくしてくれます。
また、BOSHを使用することで、GoogleCloudやAWS、Azureなどを利用したマルチクラウド環境にもKubernetes環境をデプロイできるようにもなりますので、Enterprise PKSによってクラウドと連携することも可能となります。
また、NSX-Tと統合されていますので、コンテナやPod間のネットワークを作成して管理し、L2からL7までの通信制御やマイクロセグメンテーションなど高度なネットワークを導入することが可能となっています。

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また、vRealize製品と連携して環境全体のモニタリングやロギング等を行うことも可能ですので、コンテナ環境全体の管理・運用をVMwareによって実現し、エンタープライズレベルの環境を提供することが可能となります。

vForum 2019が開催されます

vForum 2019が11月12日、13日にいよいよ開催されます。

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https://vforum.jp/tokyo/

 

このイベントはVMwareイベントとしては日本最大のものとなっており、様々なVMware製品や最新技術の紹介が行われます。

単純な紹介だけでなく、セッションでは効率的な活用法やトラブルシューティングの手法など通常ではなかなか聞くことができない情報が得られます。

実は私も1つセッションを行わせて頂く予定です。

来て損はないイベントですので是非来場ください!

コンテナと仮想マシンの違い

昨今、コンテナ技術が注目され導入する企業が増えてきています。

また今後についてもコンテナを導入する企業は増加していく傾向にあるとも分析されていますが、今回はコンテナと仮想マシンにどのような違いがあるのかということを書いていきたいと思います。

 

仮想マシンとコンテナの違い

この2つがどう違うのかというと、一番の違いは分離レイヤが違うという点が挙げられます。

仮想マシンはハイパーバイザー上にOSがインストールされたマシンが構築され、それぞれがHWを共有する形になるのに対して、コンテナはOSにインストールされたDockerなどのコンテナ管理ソフトの上に構築されるため、それぞれがOSを共有するという形になります。

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このような違いがある両者ですが、コンテナはOSを共有するという特性上、オンプレミスや仮想マシンの環境とは違ったセキュリティや運用の考え方をしなくてはなりません。

次回はそのあたりを説明したいと思います。

vSphere 6.7 update2がリリースされました

去年ご紹介したvSphere6.7のUpdate2が先日リリースされました。

今回のマイナーバージョンアップではIntel CPUチップ関連の脆弱性対策などが多いようですが、その中でも個人的に影響があると思ったのが外部PSCの廃止です。

 

これはvCenterとは別にPSCサーバを構築している場合にその構成がサポートされなくなるということです。

対策としては「vCenter Server Converge tool」が提供されていますので、これを利用することでvCenterとPSCサーバを統合することが可能となっています。

VMware認定資格(VCP)の名称が変更されます

今日はVMwareの認定資格、VCPについて今年から名称が変更されるという件についての情報です。

VCP(VMware Certified Professional)はこれまでVCP6-NVやVCP6.5-DCVというように「VCP+バージョン+カテゴリ」という名称でしたが、今年から VCP-DCV 2019 というような「VCP-+カテゴリ+取得した年」という名称に変更されます。

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blogs.vmware.com

 

このように変更することで、取得した年を明確に認識することが可能となるので、失効時期をすぐに確認することが可能となります。

VCP資格の有効期限は2年となっていますので、失効を防ぐための措置ということらしいですね。

もしかして、失効する人が多かったのでしょうか。

Horizon Cloud on Microsoft Azureの利用費用削減のコツ

先日から掲載しているHorizon Cloud on Microsoft Azureについて、利用費用を削減するためのコツをまとめます。

 

まず、Microsoft Azureでは、仮想マシンの課金は起動させていた時間の”秒”単位で課金されます。

ですので、利用シーンにあわせて夜間など使わない時間は仮想マシンを停止しておくことが利用費用を削減するための基本となります。

仮想マシンの電源はHorizon Cloudの管理画面からスケジュールを設定することができるので、手動でOFF/ONをする必要はありません。

 

■Azure Reserved VM Instance

さらに、仮想マシンの予約を組み合わせることで利用費用を削減する「Azure Reserved VM Instance(RIs)」という制度があります。

これは1年間または3年間の利用料金を一括で前払いすることで、月々支払うよりも安価に仮想マシンを使用することができるという制度です。
※途中解約する場合は手数料(12%)が必要

 

■Azure Hybrid Benefit

また、SA付きのライセンスのみとなりますが、Azure上にWindows10やOffice365ProPlusライセンスを持込み、展開する「Azure Hybrid Benefit」という制度もあります。

この制度を利用することで、Azure上で展開するOSの費用を削減することが出来ます。

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VMware Horizon Cloud on Microsoft Azureのライセンスについて

先日ブログに掲載したVMware Horizon Cloud on Microsoft Azureについて、VDIを構築するために必要なライセンスをまとめます。

 

■必要なライセンス

VDIを構築するのに必要なライセンスは以下の3つになります。

Microsoft Azureの利用ライセンス

②Horizon Cloudの利用ライセンス

③VDIやRDSHのOSライセンス

 

Microsoft Azureの利用ライセンスについて

Microsoft Azureは利用するにあたり、以下のようなライセンス形態となっています。

・初期費用無し

・契約手数料なし

・使用した分だけの支払い

ですので、Azureでは仮想マシンやストレージ、ネットワークなどを使用した分だけ支払いを行うサブスクリプションモデルのライセンス形態となっています。

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■Horizon Cloudの利用ライセンス

VMWare Horizon CloudではVDIに接続する際の利用シーンに合わせて、以下どちらかのライセンスを購入する必要があります。

・同時接続ライセンス

・Named Userライセンス

※最小50ユーザーから

 

■VDIやRDSHのOSライセンス

Azure上に作成するVDIのOSのライセンスです。

WindowsのOSや利用するアプリケーション分のライセンスを購入する必要があります。

※Windows10、RDS CALはDeviceライセンス利用不可(Userライセンスのみ)