日進月歩な仮想化日記

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Flashのサポートが終了します

Flashのサポートが2020年12月末で終了します。

それに伴ってvCenter 6.5以前などのバージョンアップが必要となり、現在対応に追われている方も多いかと思います。

正式は対応方法はもちろんバージョンアップなのですが、なんとか時間稼ぎ延命することができないかと調べてみた結果を書いていきたいと思います。

VMwareのKBによると、やはりFlashのUIの使用は推奨しないと書いてありますね。
https://kb.vmware.com/s/article/78589?lang=ja

ただ、一時的な回避策も書いてあるようです。
方法は上記URLのページにも書いてありますが、Flashホワイトリスト(mms.cfg)に登録しておくこと。
ただし、この手法で回避するにはエンタープライズ版のFlashがインストールされている必要があります。
ブラウザにインストールされているFlashではできないので注意。

その他の方法としては、ブラウザの自動アップデートを無効にしておくという方法もあるようですが、調べてみると2021/1/12を迎えるとアップデートをしていなくても自動でブロックされてしまうといった情報もありますので、この方法では回避できなさそうですね。

とはいえ1/12までは大丈夫そう?ではあるので短い期間ではありますがそれまでにバージョンアップができるかというところでしょうか。

いずれにしても、上記の方法はあくまでも回避策ですのでやはりちゃんとバージョンアップしないといけないですね。

皆様も年の暮れでお忙しいところだと思いますが、しっかりとした計画のもとVMware環境のバージョンアップをちゃんと行っていきましょう。